8月1日、入谷鈴鹿明神社例大祭

仕事の帰り、ちょっと寄道(?)して入谷鈴鹿明神社の例大祭を見に行ってきました


鈴鹿明神社の例大祭は、現在でも固定日で毎年8月1日となっています
私が着いたときには、神社脇の広場にて入谷睦の万灯神輿と並んで甚句が入れられているところでした



こちらが鈴鹿明神社神輿。屋根には三つ巴紋が三つ付き、垂木は全て龍頭の彫刻となっています
近年新調され、同時に担ぎ方もどっこい担ぎになったとか



入谷睦の万灯神輿。この広場までの渡御で、宮入は宮神輿のみで行われます



江戸前神輿渡御の様に、弓張提灯を持った女性が先導し神輿は宮入へと向かいます



神輿殿には旧神輿が。製作年不明、昭和4年に鶴見にて修理された神輿で、以前は三ヶ町内から各6人ずつ
計18人の白丁を纏った者のみしか担げなかったとのこと



境内では皆原、鈴鹿長宿、星の谷の各町内の山車がお囃子で宮入を盛上げます
  


神輿がやってきました。参道で差した後、境内で何周も周り甚句が入れられます
このあたりは、どっこいと江戸前の境で、藤沢(御所見を除く)、足柄のようにごく最近にどっこいが普及した地域に見られる
甚句の直後に唄い手が「はぁ〜、よいよいよいよいッ」と入れたり、ゆっくりしたテンポで大きく揉む等の特徴が見受けられます
ところが茅ヶ崎のように、甚句の終盤に担ぎ手が「ハイッ、ハイッ」と発して揉んだりと、あちこちのどっこい担ぎが混在
甚句も茅ヶ崎、須賀、足柄系と様々です
 


宮付は江戸前風に、馬に乗り拍子木でリズムをとる会長の元へ進み、上手く着かないと何度でもやり直しする方式です



宮付の後、かつての担ぎ方で、神輿を前後、左右に振り、最後に神輿を胴上げするように掲げます
  


最後は会長の三本締にて無事終了となりました。参加された皆さん、大変お疲れ様でした





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