7月23日、御門八坂神社例大祭

ネット仲間のまいてぃさんの地元、御門八坂神社の例大祭を見に行ってきました
一度は曽屋神社に合祀され、かつては曽屋神社に宮入し、徹夜で担いだこともあったとのことで
現在も曽屋神社の例大祭と同じ日に行われます


住宅街の奥にてお宮を発見。やはり曽屋同様幟が立てられていました



神輿は捩り掛けの最中でした。まいてぃさんも大忙しです



一旦曽屋神社の様子を見に行き戻ってくると、見事に神輿が飾りつけられていました
昭和9年、梅沢流神輿師、西山輿屋にて作成された神輿。前傾姿勢の素晴らしい鳳凰は大正10年三武岩吉氏作とのこと
秦野は「どっこい」担ぎではありませんが、典型的な相州型で、延屋根葺返付屋根、白の胴提灯など
平塚の神輿と共通点が多いです。古くから立派な神輿を所有する部落が多く、かつてタバコの葉の名産地としてその名を
全国に知らしめるほど経済が潤っていたことを物語っているのではないでしょうか
 


曽屋もそうでしたが、子供神輿もしっかり製作されていてとても立派なものです



一旦博物館へ行く為失礼し、昼から肩渡御をするとのことで、神社で神輿の場所を聞きやってきました
ちょうど秦野神輿の最大の特徴である弓張提灯が取り付けられていました。手際よくあっというまに秦野スタイル完成です
 


山車も近年新調されたようで、とても綺麗です。曲目は主に屋台が奏でられていました



いよいよ渡御スタート。まいてぃさんは添え棒にて。「おりゃ、そりゃ」と独特の掛け声で進んでいきます



曽屋が街中を進むのに対し、御門はまだ自然の残る住宅街や田園を進みます。後に見える山は弘法山です



神酒所では必ず神事が行われ、地元の方からたくさんのおもてなしを受けます
渡御は殆ど担ぎ手の交代無しに次の神酒所を目指します。まいてぃさん今度は華棒です



役員さんのお宅でしょうか?やはりこちらも神輿を差します



夕刻になりあたりも暗くなってくると、提灯に火が入れられます
蝋燭の火がゆらゆら揺れているのはなんとも言いがたい風情があります



火の入った神輿は更に元気良く担がれ、金目川を渡り神社の脇を通って北側の地区へと
 


宮入前の最後の神酒所にて。いよいよ本日のクライマックスへと



神社前まで来ると太鼓も屋台から寺昇殿、宮昇殿へと曲目が変わります



ワラが焚かれ、火渡り神事が行われます。とにかく火柱が高く、髪の毛などは焦げてしまうとか
  


火渡りの後宮入りした神輿は、右へ左へと暴れまくります



最後は社殿に神輿を差して無事本日の渡御終了(大休止)となりました。なお、左側の提灯は途中燃えてしまったためありません
24日には本町四つ角にて当社と曽屋一番組、乳牛二番組の三基がいっしょに渡御をするとのこと
まいてぃさんはじめ御門のみなさん、大変おつかれさまでした
 




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