4月16日、中原日枝神社東照権現祭

中原日枝神社の春祭、境内社である東照権現社の例大祭の様子です


朝からポツポツと雨が降る生憎の天候ですが、お祭はしっかりと行われます
平成14年から始まった鷹狩行列のポスターも貼られていました
  


日枝神社神輿。200年以上前に徳川家の財力が注ぎ込まれ作成され、寒川神社に奉納された2基の神輿のうち
1基を譲り受けたとか(入野の伝承と混合か?)、明王太郎作との伝承も残ります
明治26年に素木より螺鈿を使った塗りが施され、大正7年から8年に再度塗り直されました
その後昭和57年に屋根を、昭和62年に本体の修理が行われました
右は大正の修理時に地元鋳物師の原平太郎氏によって製作された鳳凰。最近の流し込みのものとは違い
胴が横長で削りだしの文様、前傾姿勢で伸びた羽が美しく、上羽の裏にもしっかりと彫がいれられています
 


式典は社殿ではなく、権現社前にて執り行なわれます。その後会長の一本締にて渡御スタートです
 


明神鳥居をくぐり宮出です。神輿は権現碑を目指して進んで南下していきます。田村のIさん、誠神会のS会長も笑顔で
 


中原小学校前の相州中原御殿之碑にて式典が行われます。ここはかつて家康公の鷹狩御殿があった場所なんです
ここでは例大祭同様、お立ちのときに一本締めさせていただきました
  


田村の方々には多数参加いただきました。いつものお二人、良い笑顔ですね
 


いつもお世話になります須賀神輿会のFくん、明日は山神輿が控える大磯愛宕睦のお兄さん
 


下宿天清駐車場より鷹狩行列もスタートです。雨模様なのでカッパ姿なのがちょっと残念ですね



中原の神輿の鈴はも意外とよく鳴ります。やはり鈴が鳴るのは良いですね



信用金庫駐車場にて、昨年の鶴御成りに続き今年は雉御成りが行われました
これは史実をもとに鷹狩の様子を再現したもので、中原歴史再発見事業活動委員会による手造りです
 


バス通りを通行止めにして神輿は進んでいきます。田村のお兄さんは鈴を鳴らし、、舞鯉会のSさんもがっつり
 


参道手前にて甚句が入れられた後、いよいよ宮入です。山車と鷹狩行列も宮入を見守ります
  


社殿下にて甚句が五曲入れられます。雨も止み最高の盛り上がりを見せます



そして社殿前にて神輿を差します。会長の三本締にて無事渡御終了
雨の中参加していただいた皆さん、大変ありがとうございました
 


おまけは権現祭名物、草団子。これが意外とおいしいんですよ





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