5月5日、相模国府祭逢矢場編

各社の逢矢場到着からお立ちまでの様子を中心とした後編です
前編http://www6.ocn.ne.jp/~hirakyuu/repo/repo06/rokusyo.htmlに引続きご覧下さい



神揃山の東、二之宮の登り口の下には昨年修復された川匂神社の大神輿が下山してくる御霊を待っていました
上り口は、一之宮・四之宮・八幡宮、二之宮、三之宮の三箇所あり、それぞれに化粧場が設けられています
 


神揃山(カミソリヤマ)の様子です。既に各社御着きしており、座問答を一目見ようと多くの見物人が覆い尽くされています
 


逢矢場である馬場公園式典会場。かつての農具市の名残である植木市が開かれていました



各社の到着を待ち、総社六所神社では巫女の舞が奉納されます



更に県内では六所神社と、中井五所ノ宮八幡宮のみに伝わる鷺の舞が奉納されます
五所ノ宮では船を模った櫓でしたが、当社は山車の舞台です



鷺の舞は天下泰平を、龍の舞は五穀豊穣を、獅子の舞は災厄消除を祈願して行われるとのことです
  


相模国一之宮、寒川神社(寒川町宮山)の神輿がやってきました。タンバリンを環に模してどっこい担ぎにて入場です
ちなみに各社の神明造りの輿は昭和16年に揃って作られた為、サイズも形状も同一です



二之宮川匂神社(二宮町山西)が大神輿を従えてやってきました。やはり大神輿は迫力があります
 


三之宮比々多神社(伊勢原市三ノ宮)神輿です。「ヤートーサッセ、ヨイトコリャサッセ」の掛声で
ご覧のように前棒、後棒、台輪の担ぎ手がみな神輿に背を向け前後左右の区別なく所狭しと暴れます
ときには神輿を倒しますが、けっして地面につけぬよう台輪の担ぎ手が足で支えていました
  


四之宮前鳥神社(平塚市四之宮)が幟、神楽、神輿と続きます
 


最後は平塚八幡宮(平塚市浅間町)。今年は八幡が年番とのことで八坂神社関係者によって担がれていました



各社逢矢場に御着きとなり、神揃山同様それぞれ式典を行います



総社、二之宮、四之宮、八幡宮の各太鼓です。屋台を中心にそれぞれ各曲を奏でていました
 
 


式典も終わり各社お立ちとなります。まずは総社の神輿がお立ちし、各社の通過を担ぎながら待ちます



いつも見ていただいてありがとうございます。諸事情で今回は担げないとのことでとてもうずうずしている様子です



同○会さんも華棒でしっかり揉んで担いでいます



八幡宮、四之宮、三之宮が退場した後、二之宮、一之宮、総社の神輿が横一列に並び揉み合います
 


会場を出た後も交差点にて華棒合わせを行っていました
私もここまで見るのは初めてですが、なかなか迫力があり一見の価値あるお祭だと思いました





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