9月3日、下大槻健速神社例大祭
矢畑から帰宅し一休みした後、火祭で有名な秦野下大槻に鎮守する健速神社の祭礼を見に行ってきました
夕刻に神社に到着。神社まわりには露天商がならび大勢の人で賑っていました
また、あちらこちらに旗が立てられお祭りムードを高めていました
県道を進む神輿と合流。主要県道を完全に通行止めにし、右へ左へとせり合いながら進んでいきます
地元の睦會、同志会ゴンちゃんと今年初参加の今泉神輿保存会のさなちゃん。ゴンちゃんビックリ顔いただきです
県道から一本入った道にて。下大槻、宿矢名、南平の各山車が甲高い太鼓の音で神輿を先導します
街灯も少ないこの道では各家より藁が焚かれ神輿を待ちます
神輿がやって来ました。腰から肩ほどもの高さのある火柱にて火渡りを行います
火渡り神事は各地でもありますが、秦野、特にここ下大槻では盛大に行われます
神社下にて最後の休憩中の神輿。秦野特有の鳳凰から軒下まで全面に弓張提灯が付けられています
ここで一足お先に境内に。年々見物客とアマチュアカメラマンが増え場所取りにも一苦労です
境内では3台の山車が叩き合いを行っていました。秦野では平塚では失われた喧嘩太鼓の文化が残っています
暫らく待った後、神輿が境内に入ってきました。社殿脇では大量の藁束に火が付けられとても大きな炎が上がっています
ここからがこの神社特有、「おおや」とよばれる渡御で境内を7往復半します。まずはノーストロボで
肩から神輿をはずし脇に抱え、いわゆる「ヨイト」の状態で炎の上を一気に駆け抜けます
そのとき鳳凰が神輿を先導し先に駆け抜けていき、その後を神輿がついていくように走っていきます
7往復半後、社殿に突っ込む形で神輿を差し無事渡御終了となりました
珍しく青白の幕にて神輿を包み遷霊祭が行われていました。この神事は平塚でも良く見受けられますね
最後に提灯がはずされ片付け最中の神輿。屋根紋は六角の中に輪宝、軒下の垂木が赤く捻った捩りが特徴ですね
ゴンちゃん始め参加された皆さん、大変お疲れ様でした。年々盛大になるお祭り、来年も楽しみです
'06祭時紀に戻る