5月5日、相模国府祭

かつて参加社の合同例大祭としての位置付けで、近隣各村も渡御に参加していた国府祭
今年は神揃山からの発輿を見に行ってきました


旧東海道筋を通っていると、中丸地区にて幟を発見。会場とはやや離れていますが、近隣各村が参加していたことを物語っています



神揃山二宮口下には一昨年修復された川匂神社の大神輿が。東照宮陽明門を思わせる彩色見事な和様三手先の桝組です
 


そして神揃山へ。各社の御神石が鉾とともに注連縄に囲まれています
  


座問答といった相模国一之宮を決める神事を終え、五社の神輿が安置され各社ちまきを振舞っていました
神輿は大神輿渡御が困難となり、簡素化を図る為昭和16年に各社が揃えて制作した神明造りの神輿です
  
  


各社同時に発輿式を行い神揃山下山となります。順番ももちろん一之宮から。華棒には宮山のタカトシさんのお姿も
  


三之宮の渡御参加も年番で、今年は神戸が当番のようです。「ヤートサッセ、ヨイトコリャサッセ」の掛声で何度もひっくり返します
  


四之宮、平塚八幡宮も「ドッコイ、ドッコイ」と続きます。かつては白丁として国府祭に参加したSさんも青年をあおるあおる!
  


神揃山下より二之宮の大神輿も加わり各社逢矢場へと向かっていきます
 


逢矢場で五社の神輿を待つ総社六所神社の大神輿、梅沢流神輿師西山久夫氏晩年の作
今年は鳳凰前面に「総社」の弓張提灯が付けられています。龍が彫られた和様三手先の桝組、台輪には屋根と同様菊紋が
ここで迎え神輿を見に行く為に失礼しました。いつか各社の大神輿が揃い、六基が揉みあう姿が見たいですね
  




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